【25-26ブンデス第6節】フランクフルトvsバイエルンは開始15秒弾などでバイエルン快勝 堂安は決定機をノイアーに阻まれる

ブンデスリーガ

フランクフルトは大敗CLアトレティコ戦から守備を立て直せるか

 CLアトレティコ戦から中3日でフランクフルトはホームに強豪バイエルン・ミュンヘンを迎える。1-5で敗戦するなど守備に課題の残る一戦となったアトレティコ戦から守備をどう立て直せるか。対するバイエルンは今季公式戦9戦無敗と波に乗る。なお、バイエルンDF伊藤は負傷のためメンバー外となった。

FWルイスディアスの開始15秒弾でバイエルン先制

 アウェーに乗り込んだバイエルンが電光石火の先制劇を見せる。試合開始からわずか15秒、PA右からのFWニャブリのクロスにFWルイスディアスがファーサイドでスライディングしながら合わせ先制点を奪った。このゴールは今季のブンデスリーガにおける最速得点となる。この早すぎる先制により、フランクフルトは戦術の修正を迫られる。一方、バイエルンは試合を優位に進めていく。

 フランクフルトは前半10分にMF堂安がゴール前でバイエルンGKノイアーと1対1になるがシュートはGKノイアーのファインセーブに阻まれた。さらに前半14分、最終ラインからの1本のロングフィードで右サイド裏に堂安が抜け出し、キープから中央へクロス。中で味方のキックミスから流れてきたボールをMFボハヤがダイレクトで右足のシュートをゴール左上隅に突き刺す。ビューティフルゴールが決まったかに思われたがVARの結果、MF堂安がロングフィードをトラップする際にハンドがあったとして得点は取り消された。

 すると前半27分、バイエルンが追加点を奪う。PA外のゴール正面でFWルイスディアスが近くにいたFWハリー・ケインにラストパスを渡し、ケインは右足を振り抜く。地を這うようなボールはゴール左隅に刺さり、バイエルンが2点リードで前半を折り返す。

後半もバイエルンペースで試合を進めカウンターを沈めて勝負あり

後半も試合の流れはバイエルン。ニャブリが再三ゴールに迫るも枠外。55分には再びケインがクロスからヘディングを放ち、バーを直撃する場面も。フランクフルトは守備を立て直し、中盤でのボール保持を目指すも、バイエルンの素早いプレッシングと中央の統制に苦しむ。

 中々ゴール前での決定機を作り出せないでいると試合終盤の後半39分、バイエルンが鋭いカウンターを展開。途中投入されたDFゲレイロがボール奪取から中央を駆け上がり、左サイドを上がってきたFWルイスディアスへラストパス。PA内を縦へ突破し、相手DFを振り払った後にニアサイド上に豪快なシュートを放ち、ゴールが決まる。バイエルンはこの3点目で完全に試合を決定づけ、公式戦10戦無敗、リーグ戦6戦全勝を飾った。フランクフルトMF堂安はフル出場したが得点を生み出すことが出来なかった。

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