リーグ戦無敗のバルセロナが安定の戦いを見せられるか

25-26ラリーガ第5節バルセロナvsヘタフェの試合がエスタディ・ヨハン・クライフで行われた。一昨年からの改修工事で本拠地カンプノウは使用出来ず、バレンシア戦に続きヘタフェ戦もエスタディ・ヨハン・クライフでリーグ戦が開催された。 バルセロナはこれまで無敗の好スタートを切っており、チャンピオンズリーグでもニューカッスルに勝利し、勢いそのままホームでヘタフェを迎え撃つ。
バルセロナが主導権を握り、前半を2点リードで折り返す
試合開始直後から、バルセロナが主導権を握る展開となりボールを多く保持しつつ攻撃の時間が続く。前半15分、早くもゴールネットが揺れる。FWラフィーニャからのパスでMFダニオルモがPA内でボールを受け、意表を突くヒールパスでFWフェラントーレスへ通し、フェラントーレスがダイレクトでゴール左隅へ流し込み先制に成功する。
その後もバルセロナはテンポよく攻め続けると、またもフェラントーレスが得点を決めた。前半34分、自陣深い位置からのパスに抜け出した、ラフィーニャがフェラントーレスへスルーパスし、GKと1対1になったフェラントーレスが落ち着いて得点を決める。アシストを受けたトーレスが落ち着いて得点。これでリードを2店に広げた。
一方、ヘタフェは守備に回る時間帯が多く、攻めの形をなかなか作れず、バルセロナが前半を2点リードで折り返した。
後半に入ってもバルセロナが主導権を握る
ヘタフェは前線に人数をかけて打開を狙うが、中盤でバルセロナのパス回しに翻弄され、なかなか攻撃へ移ることが出来ない。ヘタフェMFムニョスが右足アウトフロントにかけたシュートを放つがポスト左へそれてしまう。後半17分バルセロナが試合を決定づける3点目を決める。後半開始から投入されたFWラッシュフォードからのマイナスのパスをダニオルモがフィニッシュを決めリードを3点に広げた。ラッシュフォードからのパスはFWレヴァンドフスキには合わなかったが、後方から走りこんだダニオルモが遅れて中で合わせ、バルセロナが厚みのある攻撃を見せた。
このゴールで流れは完全にバルセロナへ傾き、ヘタフェはあまり見せ場を作ることが出来なかった。バルセロナは攻守双方でバランスを取りながら残り時間をコントロールし3-0で完勝した。ただ、試合終盤にはフェルミンロペスが足を痛める場面があった。フェルミンロペスはバルセロナの発表で筋肉系のトラブルで3週間の離脱となった。